西日本豪雨から5年、あの日の記憶

西日本豪雨災害から5年。


2018年7月7日

<あの日起こった事>

朝4時頃、物凄い雨音で目が覚め、

テレビを付けて音量を最大にしても聞こえませんでした。


農業と漁業の田舎町が壊れて行くのを、ただただ呆然と見ていた気がします。


当時私が経営していた会社寮の1階も水没。

その2年前に中古住宅を購入し、オール電化にしたばかり。

寮生は2階に上がり避難してくれていて、人的被害が無かった事が不幸中の幸いです。

汚水を被ったまま1ヶ月間の断水。

とにかく暑くて苦しい夏でした。


水害後に放置した家電は発火の危険があると修理を断念。

家ごと取り壊しとなりました。

 

さらに身近にもう一つの出来事が。

みかん農家の元旦那さんが腎不全で長期入院、人工透析をうけることになり、

みかん畑に残るミカンの実を見て、息子と娘「何とかしなきゃ」と始めた「訳あり愛媛みかん」販売

SNSなどを通じて知り合った方々、

学校関係の方々、プロレス関係の方々、経営者の方々、などなど、幅広く呼びかけて買っていただきました。


さらに娘が4コマ漫画にしたチラシをミカン箱の中に入れたところ、

子供さんが学校に持って行き、友達の中で話題にしてくれ、それを聞いた保護者の方から問い合わせが来たり、

繋がりの輪がドンドン広がっていき、近所の被災した農家さん分もほぼ完売することが出来ました。

異次元の世界へ行ったような不思議な感覚でした。


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この体験を通じて

人が人を思いやる気持ちが、人の心を落ち着かせ、温かく包み、心の傷を自分で治す力を与えてくれるのだと気づきました。


住み慣れた町が壊れた姿、痛々しい画像や動画を残したく無くてSNSから遠ざかっていましたが、

この体験が誰かの役に立つこともあるかもしれないと思いはじめ、ブログに記してみます。


ずっと支えてくださっているLINEやSNSの友達へ

感謝を伝えたり、繋がりたく思います。

皆さんの健康と安全を願って七夕の日に投稿します。

 

2023年7月7日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

服を作る前に「一言」言いたくなります

縫製屋さんのつぶやきをご紹介

 

編み目がざっくりした生地をみて一言

「ミシンで縫えるんかな?」

良かった縫えた。

 

服作りのア・レ・コ・レや、

便利グッズの試行錯誤を紹介します。

また見てね。

 

 

縫製屋さんのハンドメイド

はじめまして。

50年以上前から縫製屋を家業としています。老後の楽しみの為にお役立ちグッズの勉強中で、

その足跡ブログを初めました。

ハンドメイドグッズや服のリメイク

四国遍路グッズなど、ゆる~く発信します。

「続けること」が目標です。

 

 

初回、こんなの作りました。

左右開きファスナー付きバッグ

母が右手首骨折リハビリ中で、

どちらも開くって良いのかな?

色違いはこんな感じになりました。

バッグの裏地に使用した生地は、

ナイショの高級素材です。😁

 

なにせ飽きっぽいので、お尻を叩いてくださいませ。